RYUSEKIグループ様からのお声がけで、「RYUSEKI デジタル人材育成研修」の1コマをいただき、生成AI時代のDX推進に必要なスキルとして、コミュニケーション力を鍛える「社内DXプロジェクトの進め方」、デザイン思考&アート思考などの創造的思考法を学ぶ「AI時代の創造的思考法」と題したセミナーを実施しました。
今回は、入社2年目から役職者まで、RYUSEKIグループ各社から幅広い層の方々にご参加いただきました。
セミナーの冒頭では、DIOの大城が”プレゼン力を3割増にする”3つのテクニックを紹介し、参加者全員による自己紹介プレゼンテーションを実施しました。続いて午前中は、実体験に基づく「失敗から学ぶDXプロジェクト推進のポイント」と、DMU(Decision Making Unit、意思決定者)を意識した「社内決裁者へのプレゼンテーション手法」について解説を行いました。
昼食休憩をはさんで、午後は、DIOの神里と繁田が「AI時代の創造的思考法」を担当。AIと人間の関係と、4つの創造的思考法をお伝えしました。生成AIが得意とする作業を理解して、人間の得意分野を掛け合わせ、そこに創造的思考法を用いることで、より精度の高いアウトプットを導き出すことができることをお伝えしました。
セミナーの締めくくりとして、デザイン思考とアート思考を実践的に学ぶワークショップを実施しました。参加者を2チームに分け、2人1組となって「業務の『ムダ』を削減するアイデア」をデザイン思考を用いて検討。さらに、「個人の強みと仕事における価値観」「組織への貢献可能性」「3年後の理想の会社像」という3つのテーマについて、ペアワークとチーム内での共有を通じてアート思考による考え方を体感いただきました。
参加者からは、講義内容の実務での即時活用を検討する前向きな感想が多く寄せられました。
・「4つの思考法は考え方の整理にとても役立った」
・「社内のデジタル化に向けプロジェクトを実施していく上で、メンバーの不安や意見を聞きながら進めていきたい」
・「『何からやればいいの?』が細かいところまで落とし込まれていたので、日常の中で活用できそう」
・「いろいろな考え方の種類(思考)があったので、行き詰ったとき等に視点を変えてみたい」
・「現在の担当業務が、取締役会等への提案を行う業務のため即実践です!」
今後も、デザイン思考の普及・啓発活動を通じて、沖縄を世界有数のイノベーション人材育成地域とすることを目指してまいります。