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「魂に響くデザイン経営〜思いを軸に、地域に愛される企業をつくる〜」セミナー&ワークショップを開催

株式会社うむさんラボ様よりお声がけいただき、「魂に響くデザイン経営〜思いを軸に、地域に愛される企業をつくる〜」というテーマで、DIOのデザイン経営の取組をお伝えしました。

ご依頼いただいたのは、沖縄県が推進する「沖縄県所得向上応援企業認証制度」の3回セミナーの初回です。「沖縄県所得向上応援企業認証制度」とは、“未来への投資”である従業員の給与額向上に努める企業が社会的に評価されるよう沖縄県が後押しすることで、県民全体の所得向上につなげることを目的として設立された制度です。

今回ご参加くださったのは、主に沖縄県内の中小企業・小規模事業者の経営者および、社員の方たち。まずはデザイン経営への理解を深めていただくために、グローバル企業向けのものから地域型中小企業向けへと進化している点をDIO大城から説明しました。次にDIOが実際に昨年からデザイン経営の手法で支援を行っている那覇市のいまいパン様の事例を、代表者である今井陽介さんをゲストに迎え、トークセッションを行いました。

デザイン経営を実行していく中で大事なことは、

  • 経営チームにデザイン責任者がいること
  • 事業戦略構築の最上流からデザインが関与すること

この2点になります。

また、デザイン経営も、2018年に最初に「『デザイン経営』宣言」がされたときから、2023年に「中小企業のデザイン経営ハンドブック2」の改定までに、上記で説明したとおり、地域型中小企業向けへと進化しています。

第2部のいまいパン・今井陽介さんとDIOとのトークセッションでも、この「中小企業のデザイン経営ハンドブック2」で定義された、「人格形成」「文化醸成」「価値創造」の3つのデザインの観点から、実施したことをお話しました。

最後は、参加者30名に5つのグループに分かれてもらい、デザイン経営の「人格形成」の第一歩となる「ヒアリング」を体験するワークショップを実施。合計1時間の中で、ペアになってそれぞれヒアリング体験、グループ内でのシェア、全体へのシェアと3つのワークを行っていただきました。

参加者からは

・「ヒアリングをすることで、短時間で(その方の会社やその方の)理解を深めること(聞く力の鍛錬)ができた」
・「(ヒアリングした)人のことを自分の言葉で説明する(伝える)ことの難しさを体験した」
・「思い込みや型にはめた施策ではいけないということを学ぶことができた」
・「デザイン経営に関するふわっとした自分の理解が整ってきた」
・「経営とデザインの考え方の整理、学びがあった」

など、うれしいお言葉をいただきました。

これからもDIOは、デザインの力で沖縄の未来を創造し、企業の成長と人々の幸せをつなぐ架け橋となることを目指します。私たちは、共に挑戦し、共に成長するパートナーとして、皆さまと一緒に新しい価値を生み出していくことを楽しみにしています。

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