2025年2月26日、特許庁主催の「つながる特許庁 in 宮古島」にて、当法人代表理事・神里が登壇し、「みんなでつくる地域ブランディング〜地域の魅力を形に/伊良部島の実践から〜」をテーマに講演を行いました。

地域ブランディングの基本と事例紹介
講演では、地域ブランドやブランディング戦略の重要性についてお伝えしました。

まず、「ブランド」および「ブランディング」とは何か、その基本的な考え方を説明。続いて、企業や商品のブランドづくりの成功事例として、DIOが支援した名護市・マキ屋フーズ様の取組を紹介しました。
さらに「地域ブランド」「地域ブランディング」については、特産品だけではなく、地域の文化・暮らしそのものを価値と捉え、独自性や魅力を見出し、発信するプロセスが重要であることをお伝えしました。
伊良部島の地域ブランディング実践
講演後半では、DIOが2023年度より伴走支援している伊良部島での地域ブランディングの取組について紹介しました。
伊良部島では、伊良部大橋の開通に伴う急速な観光客増加の一方で、地域の暮らしや文化への影響、地域経済のあり方など様々な課題に直面しています。
こうした現状に危機感を抱き、宮古島市伊良部商工会・伊波さんを中心に2023年度より地域ブランディングプロジェクトがスタートしました。

初年度は、島民や地元事業者への徹底的なヒアリングを行い、「伊良部島らしさ」と「未来のビジョン」を言語化。2024年度にはプロジェクトチームを立ち上げ、具体的なアクションプランを策定し、伊良部島の地域ブランディングの象徴となるキャッチフレーズを島民の投票によって決定しました。

選ばれたキャッチフレーズは
「島を漕ぐ 伊良部島」
このフレーズには、「舟はみんなで漕がないと前に進まない」「伊良部島という舟を、みんなで未来へ進めていこう」という想いが込められています。

2025年度以降は、宮古島市伊良部商工会が事務局となり、島民とともにアクションプランを実行、自走化を目指して取り組みを進めてまいります。
今後に向けて
地域ブランディングは、地域の独自性や魅力を地域内外へ発信するだけでなく、「地域に暮らす人たち自身が、自らの地域をどう描くか」を大切にしながら進めるプロセスです。
DIOでは、デザイン経営のスタイルと同様に、地域の方々の声を丁寧に聞き、皆さんの想い描く地域の未来に寄り添いながら、今後も伴走支援を行ってまいります。

