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2024/06/21

デザイン経営を企業の成長戦略に!「デザイン経営」講演

沖縄銀行東京事務所より毎月定例で開催される「九州・沖縄地銀東京事務所長会」にお声がけいただき、代表理事の神里が「ビジネスを強くするデザイン経営」というテーマでお話させていただきました。
地域金融機関がデザイン経営を活用するための3つのポイントとして、デザイン経営の基本概念から、経営者との関係強化、将来有望な企業へのサポートについて解説しました。
地域の企業支援のためには、金融機関・支援機関の方々のデザイン経営への理解が必要だと考えています。今後もこのような機会がありましたら、積極的にお伝えしていきたいと考えています。

〈地域金融機関がデザイン経営を活用するための3つのポイント〉

ポイント1:デザイン経営は「デザインを活用した成長戦略」

デザイン経営とは、デザインを活用してブランディングとイノベーションの創出を図るための企業の成長戦略です。

ポイント2:経営者との関係性強化とネットワークの拡充

企画、開発、販売、顧客コミュニケーション、組織づくりを一体的に改善する「デザイン経営」は、複雑な経営課題の解決に役立つ手法です。地域金融機関の営業担当者がデザイン経営を取り入れることで、顧客との関係が強化され、効果が出れば評判が広がり、さらなる顧客獲得につながります。

ポイント3:潜在的有望企業への支援

デザイン経営の手法では、支援する企業の経営者と向き合い、時間をかけて対話を重ねながら課題を解決していきます。その過程で、経営者自身も気づいていないコア・コンピタンスを発見し、新規事業につながる可能性があります。このようにして企業が成長し、新事業が組み立てられれば、金融機関として投資や融資を行い、企業支援の幅を広げることができます。